施設をたずねて伺ったお話の他に、
ヒアリングの合間に立ち寄ったところで、
見たり感じたり味わったりしたものも随時紹介していきたいと思います。
横浜市南区弘明寺といえば、商店街が有名ですが、
そこから一歩入った住宅街の中に障害者が働くハンバーガーショップ、
『こそあどぐるん』があります。
ハンバーガーショップには、小箱ショップが併設されており、
地域の方が作ったアクセサリーや布製品、
あちこちの作業所で作られた製品が所狭しと並んでいました。
ハンバーガーは、てりやき味とカレー味が選べ、
さらにチーズや卵、トマトのトッピングもできます。
カレーバーガーに全トッピング、おすすめだというマッシュポテトを注文しました。
席からは、キッチンで皆さんが調理をしている様子を見ることができ、
車いすに乗った重い障害の方や、活発におしゃべりをしている方など、
さまざまな状態の方が分担してソースづくりなどをしているようでした。
出てきたハンバーガーはとてもボリュームがあり、
カレーソースの香りが食欲をそそります。
マッシュポテトにかかっているソースは、試行錯誤してできたオリジナルだそうで、
「何が入っているか当ててみてください」とのこと。
マヨネーズ…?パセリ…?
ぜひ実際に味わってみてください。
障害がある方の働き方や小箱ショップやメニュー展開に、
地域とつながる工夫を感じました。
(2017/5/30訪問 川村)